ちいさなヴァイオリニスト

ひさびさの休日、風が心地よい午後。
ゆっくりと起きて、てくてくと神楽坂のル・ブルターニュへ。
クレープとシードルでブランチ!

この日は、私が特別な交流をもっていた故人のお孫さんに会えました。その方とは、私がハンガリーから一時帰国中に行った病院でのコンサートで出会い、以来たびたびお手紙をくださったり、コンサートに来てくださったり、学生時代からいつも私のピアノのファンでいてくださり、ペンを握れるぎりぎりの時まで、変わらぬ情熱で熱烈に励ましてくださいました。真の芸術家でした。

ほとばしる感性と研ぎ澄まされた美意識はご子息はもちろん、お孫さんにも、しっかりと受け継がれています。この小さな彼女は、ちょうどヴァイオリンを始めて1年目とのこと!彼女のお誕生日は、ベートーヴェンと同じで、さらに125年前のこの日はフランクのソナタが初演された日でもあるそうです。

将来、共演しましょうね!!