羊と鋼の森

StayHomeになってから、Amazonプライムが大活躍しており、通常では考えられないようなハイペースで映画を観ては、人間の生涯について想いを巡らせています。

素敵な作品はたくさんあり、わたしの好みもあるので、わざわざお勧めしたりはしませんが、一本だけ。

今頃になってようやく《羊と鋼の森》を観ました。
ピアノ調律師の物語ですが、若い調律師の成長とともに見えてくる世界。ピアノとは、音とは、音楽とは…

個人的には、調律師である父のことや、父の歩んできた道のりを想像し、父と交わした丁々発止の議論を懐かしみ(元来、血の気の多い性分です)、ピアニストである自分のこと、これまでの道のり、そしてこれからの道のりを想い、また生徒にとってのピアノのありかたや、私のささやかな願いを再確認したりと、あらゆる角度から楽しめました。

生徒の皆さまにも、ピアノという楽器を通して、その向こうに広がる深淵な世界を垣間見れる素晴らしい映画だと思うので、お勧めせせていただきます。

Amazonプライムに未加入の方は、30日間無料のようなので、今こそ!